はじめに
スーツを購入しようと思った時に比較的最初に出てくる疑問がいくつかあると思います。
値段の違いって何だろうと思った事はありませんか?
違いはたくさんありますが、今回は【見たらすぐにわかる】【初心者の方が見てほしい】をポイントに解説いたします。
結論 「高いスーツ」と「安いスーツ」の違いとは
結論ですが
・「素材」
・「素材の内容」
・「細部へのこだわり」
・「ブランド」
・「どこで買うか」
以上の5点になります。
買い物前にこの記事を読んでいただき、自分のライフスタイルにはどれが合っているかをイメージしてからお店に足を運ばれると満足度の高い買い物になると思います。
違い①素材
スーツで主に使われる素材は2つです。
「ウール(毛)」「ポリエステル」が基本です。
ウールが多ければ多いほど柔らかく、触り心地も良いです。主に高いスーツにはメインの素材となっています。
反対にポリエステルが多ければ、触り心地が少し硬めになります。ポリエステル100%のスーツになると見た目の高級感も薄れますが、お値段は安いです。
普段使いであれば、お値段を下げたポリエステルを軸とした素材のスーツ、大事なシーンや集まりで着用する場合は少しウール混率の高いスーツ選ぶのが良いと思います。
違い②ウールの細さ
①で素材で値段が変わると書きましたが、ウールの細さでも値段は変わります。
スーツに付いているタグで「Super◯◯’s」というのを見たことはありませんか?
これは繊維の細さを表す表記になっています。数字が大きければ大きいほど細い繊維を使用しています。
一般的なものはSuper100’s前後、120〜130で細い、140〜で極細が目安です。
高いスーツは当然ですが140’以上の細さが多いです。メリットとしては手触りが良くなる。軽くなる。着用した時のストレスが少ないです。
ですがデメリットもあります。細い繊維の為、デリケートな部類に入ります。連続着用はおすすめしません。
反対に太い繊維(全てのスーツにSuper◯◯’sと記載してあるわけではない)は値段が安くなりやすいです。手触りは劣りますが耐久性があります。
私の経験上ですが、普段使いでしたらSuper100’s〜110’sで充分です。手触りと耐久値のバランスが良いと思います。特別なシーンや着心地を大事にしている方は130以上を選んでみてください。
違い③細部へのこだわり
高いスーツにはこだわりが詰まっています。
こだわりとは?他のスーツと少し違ったデザインの事です。
わかりやすい仕様ですと
「袖ボタン4つ」→安いスーツは3つが基本です。
「段返り3ボタン」→上着にボタンが3つ付いてるが一番上のボタンは襟に覆われているデザインです。
「本台場仕立て、お台場仕立て」→表地の生地をそのまま内側の内ポケットまで使用している仕立て方で生地をより多く使用している為、贅沢な感じがします。
他にもたくさんありますが、簡単に言うと、高いスーツとはパッと見てわかるというよりも細かい箇所に差が出ると言えます。ここにスーツの個性が出てきます。
違い④ブランド
ブランドで値段はかなり変わります。
皆様が知っている有名なお店のものは当然高くなります。
10万円以上が相場ではないでしょうか?
その分、ふとした拍子にブランドが見えた時の満足感や優越感はとても良いものです。
値段に比例して素材も良いことが多いです。
ただし値段=素材×ブランド力です。同じ素材でも量販店より有名ブランドは高くなりやすいです。一方量販店は自社ブランドのスーツがほとんどの為、値段は抑えられます。スーパーのプライベートブランドか王手のメーカーみたいなものです。自分のお店でもハイブランドと同じ生地、工場で作っていて値段が1/2、1/3のものがあります。
違い⑤どこで買うか?価格設定は?
どこで買うかも重要です。参考ですが
GMS(大型スーパー)2〜4万円
量販店 3〜8万円
百貨店 8〜20万円以上
セレクトshop 7〜12万以上
が相場です。どのぐらいの予算か目星が付いている人は自分に合ったお店で選びましょう。
【店長が教える!】何を買えばいいの?
まずは優先順位を決めて買い物に行くと良いと思います。その中での判断材料として
①価格
②用途(仕事、プライベート、式典等)
③どれぐらい期間使いたいか(今回だけか、今後も使うか)
上記のバランスでどこで何を購入するかを考えるとスムーズだと思います。
価格重視であればポリエステルの混率が多い素材のものをGMSから量販店
式典等できちんとした着こなしがしたい人はウール混率が少し高いスーツを量販店から百貨店
お洒落な着こなしをしたい人は独自の柄やブランド力があるセレクトSHOP
上質なものを長く着たい人は素材、仕立てにこだわった百貨店
を目安に自分に合ったスーツ選びを致しましょう。
まとめ
・違いがわかる事で自分に合ったスーツを購入できる可能性が上がり買い物の満足感が高まる。
・高いスーツ=◎ 安いスーツ=× ではない。その逆も然り。それぞれのメリット・デメリットを踏まえた上で自分の考えに合うスーツを選びましょう。
・わからない時はお店のスタッフさんに相談してみましょう。ライフスタイルに合ったスーツを紹介してくれると思います。私は普段、何用か?相手はどんな関係か?予算や決まり事はありますか?等のお話を聞いてから、その方に合ったスーツを紹介しています。きっとお近くのスーツshopもお話を聞いてくれると思います。
次回はこの時期に多い入学式用(4年生、短大、専門)メンズスーツの選び方を店長の目線で解説したいと思います。


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